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文章の編集に役立つ正規表現 | 行頭に TAB を挿入する

RegExp-StartPosition

文章を書くとき、文字列の検索や置換を行うことはよくあると思います。特定の文字列であれば Word の機能でも十分なのですが、任意のパターンの文字列を指定したい場合には使えません。

パターンを指定して文字列を検索するには正規表現が役に立ちます。

正規表現とは【regular expression】 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
http://e-words.jp/w/E6ADA3E8A68FE8A1A8E78FBE.html

文字列のパターンを表現する表記法。文字列の検索・置換を行うときに利用される。

今回のエントリーでは特定の文字で始まる行の頭に TAB を挿入する方法を紹介します。なお、ここからは EmEditor というテキストエディタを例にして説明します。多機能ですが動作が軽く、見た目もシンプルなソフトウェアです。

テキストエディタ EmEditor - EmEditor Free

まずは下記のようなテキストを EmEditor に記載します。

[text] 晩御飯の材料 - 豚肉 - めんつゆ - ネギ - 生姜 [/text]

上記テキストのハイフン (-) で始まる行をインデントするとします。そのためには EmEditor 上で次の操作を行います。

  1. Ctrl キーと H キーを押下します。
  2. 検索ウィンドウの中段にある [正規表現を使用する] にチェックを入れます。
  3. [検索する文字列] に "^(-)" と入力します。
  4. [置換後の文字列] に "t1" と入力し [すべて置換] をクリックします。

実行後には下記のような内容に変わっているはずです。

[text] 晩御飯の材料 - 豚肉 - めんつゆ - ネギ - 生姜 [/text]

検索文字列に入力したテキストに含まれる "^" は行の先頭を意味します。そして、その後にハイフンが続くのですがそのまま "^-" としてしまうとハイフンも含めて置換してしまうためハイフンが消えてしまいます。

そうしないためにはハイフンをカッコでくくり、置換後の文字列のところに "1" と記述します。これは、カッコでくくった文字列を記憶しておいて "1" を入力した位置に挿入する機能です。

たったこれだけ覚えておくだけでもテキストを整えるのに役立ちます。毎回ハイフンを入力するたびにインデントするのではなく後でまとめてできるのでかなり手間が省けるでしょう。

なお、正規表現の記述方法などについては下記のウェブページが参考になるでしょう。

EmEditor 使い方: 正規表現構文
http://jp.emeditor.com/help/howto/search/search_regexp_syntax.htm

どちらかと言えばプログラマ向けのソフトウェアなので専門用語が多いのですが、記号の表を見るだけでも参考になるかと思います。