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システム屋さんのための「徹夜を回避する」画像管理術

システム管理をしているとスクリーンショットを頻繁に取るような機会もあると思います。

特に、システム構築に伴い手順書などを作る時には画面のキャプチャだけでも相当な負担になりますね。

画面をとって保存してファイル名を整理して管理する。これが思いの外大変だったりします。

そんなシステム管理者の負担を極力減らすための方法を今回は紹介しようと思います。

画像管理の苦難

改めて画像管理で大変な部分をリストアップしてみましょう。

  • キャプチャ画像の保存
  • 不要部分などの編集
  • 名前の変更

こうしたことが、一つ一つでは対したことが内容に思われますが、百枚単位で画像を取得する必要が出てくるとそれだけでデスマーチの行進曲が聞こえてきそうです。

それぞれの面倒な部分を細かく見て行きましょう。

キャプチャ画像の保存は苦行でしかない

まず、画像の保存です。

OSの基本機能で行うとするとPrintScreenボタンを押してワードパッドやらペイントに貼り付けて保存することになります。

中にはWordに貼り付けるツワモノも。

しかし、これで数百枚の画像を貼り付けることは大問題でしょう。ペイントであれば延々と名前をつけて保存を繰り返すことになりますし、ワードパッドでは多少楽になるとはいえファイルを開くのに時間がかかるし、画像の内容をプレビューで確認できません。

画像は余分なところだらけ

だらけってのは言い過ぎですが、たとえばウィンドウのタイトルバーを消したいとか、VirtualPCなどでは外枠を木っ端微塵に消し去ってやりたいと言う欲求はあとを断ちません。

ペイントで編集することも可能ですが、フルスクリーンのキャプチャ画像は編集画面をはみ出るし、縮小もいきなり半分になるとかもはや最初からインストールされてない方がマシだとすら思える残念っぷり。

デスマーチで一番のハイライトとなるのがこの画像編集でしょう。

早朝の部:ファイル名変更

さて、やっと画像の編集を終えてファイル名の整理をする頃にはすでに鶏の声も聞こえる午前五時。

丑三つ時に編集を始めてからはや何時間経っているでしょうか。

ファイルを選択してF2ボタンを叩く。文字列を入力して連番をつける。

やっと終わったと思ったら5番目のファイルがない。何度数えて見てもやっぱり足りない。お岩さんもびっくりです。この段階ではこんな冗談を受け付ける余裕もないでしょうね。

ぽちぽちと修正をしているとたっぷりと睡眠を取った、システム管理とは縁のない元気な社員が出社。その元気をあなたの負のオーラが一瞬にして闇に葬ることでしょう。

システム管理のハッピーセット

そんな悪夢のような状況を打破してくれるのがこれから紹介する3つのソフト。まさにハッピーセット

しかも、マクドナルドもびっくり、スマイルと同価格0円です。あなたの笑顔を買い戻しましょう。

キャプチャ画像製造機:Capture Staff Light

このソフトは画面のキャプチャを恐ろしいほど簡単にしてくれます。

Ctrlとファンクションを組み合わせて全画面もウィンドウも思いのまま。自動的に採番してくれてすこぶる快調です。

http://goo.gl/dwxIo

ベテランマネージャー:ViX

画像の基本的な編集機能や一括処理など、面倒なことをさらっとやってのける老舗ソフト。

上司もこの位もの静かに仕事をしてくれたらいいのにと思うことは請け合い。

http://goo.gl/VwRNQ

シャア専用リネーマー:Flexible File Renamer

とにかく早い。大量のファイル名があっという間に整理される赤い彗星。アイコンは黄色だけど。

正規表現を使ったファイル名検索もできるなんて、この快適さは失禁もの。

http://goo.gl/gW5p

快適な画像管理方法

では、ここから画像管理の方法を説明します。

説明なのでちょっと真面目に進めたいと思います。

Capture Staff Lightの設定と使用

まず、Capture Staff Lightを設定します。

標準設定でも十分使えるんですが、少しいじくり回すだけで使い勝手が良くなるんですよ。

まずはキーごとの設定。

スクリーンショット(2011-02-23 22.33.40)

F1キーとF2キーの設定だけすれば十分と思います。ここでは画像フォーマットをPNGかJPGにしておくと良いかも。BMPは重くなっちゃって扱いづらいからねぇ。

スクリーンショット(2011-02-23 21.55.57)

スクリーンショット(2011-02-23 21.56.00)

どうしても圧縮したくない面食いの場合は綺麗なBMPでもいいと思います。美人で重い女性と、見た目はいまいちだけど軽い女性の選択みたいなもんでしょうか。

次に出力設定です。

ここでは連番の設定やファイル名のフォーマットを決めます。

スクリーンショット(2011-02-23 21.55.29)

あとでリネームする時に順番が崩れないようにしたいなら日時を秒数までいれておくといいかと。通常の連番だとソフトを再起動したときにファイル名がごっちゃになるなどの不具合注意報。

それと、保存先のディレクトリはマイドキュメントとかデスクトップ直下などは避けたほうがいいですよ。適当なフォルダ名を設定してください。

そのほうが便利なんですが、それはエントリーの後半で。番組の後半で的な。

設定が終わったらあとはCtrlとF1、F2で画像を撮りまくったらいいさ。

ソフトを起動し忘れて全画面キャプチャしたつもりがヘルプが出てくるという、腹立たしいことこの上ない状況には気をつけましょう。

ViXでの作業

そう言えばヴィックスヴェポラップってあったな。あれ、気管支がやられてるときにやると余計咳き込むから注意な。

話が逸れました。

この作業は人によっては不要の場合もあるかと思います。TPOに合わせてご自由にどうぞ。

例えばリモートデスクトップで作業しているところをキャプチャした場合、外枠がつきますよね。あれを取るためにどうしたらいいか。

統合変換のトリムでxを4、yを22に設定して、トリムする画像サイズをリモート先の解像度に設定してやると綺麗さっぱり枠が取れて爽やかスマーティ。ただし、XPに限る。

ちなみに、フォーマットのタブで現在のファイル形式と同じにしないとファイルが2種類できて削除が面倒です。後戻りしない覚悟で上書きしてしまいましょう。

スクリーンショット(2011-02-23 22.04.27)

スクリーンショット(2011-02-23 22.03.00)

リネーム

そして最後にがっつり名前変更。

ここで、僕がやっている方法を紹介します。

画面キャプチャのとき、一区切りの作業を終えた時点で一旦Capture Staffを終了し、フォルダ名を変更します。作業名などの名前がいいでしょう。

そうやって、作業毎にフォルダを分けておきます。

そしてFlexible Renamerで「フォルダ名をつける」設定で連番ファイルを作成すると作業名の後に連番の付いた画像ファイルが一斉に出来上がる訳です。

スクリーンショット(2011-02-23 22.07.33)

こりゃたまらん。

さあ、これでとても美しい画像ファイル群が出来上がり、管理も楽になりますよ。

今まで徹夜を避けることができなかったあの画像管理が、この方法なら終電直後くらいには終わることでしょう。これ以上どうすれば家で寝れるの。。。

おまけ:正規表現の話

Flexible Renamerの超便利機能、正規表現検索。これ、一度使ったらやめられない。

正規表現とは何かっていうと、文字を検索するときにパターンを指定できるというもの。

通常の検索だと、検索文字列と一致した物しかヒットしない訳だけれども、正規表現だと適当な文字を検索したい文字の間に挟んで検索したり、特定の文字が指定した回数続くものを検索するということが可能。

例えば、通常検索で「おれのよめ」を検索すると「おれのよめ」とか「おれのよめ2号」といった感じでヒットする訳だ。

しかし、正規表現を使うと「お.*め」みたいな感じで検索した場合に「おれのよめ」も引っかかるし「おがさわらのかめ」もヒットする。

こんな自由度の高いリネームができるのはFlexible Renamer以外に何がある!?いや、あるかもしれんけど。

正規表現についてもっと知りたい人は以下のリンク先で勉強しよう。これ以上細かく説明するのは流石にめんどい。

http://www.mnet.ne.jp/~nakama/